2022年までの活動はコチラをご参照ください。

 


分区長就任にあたって

 

昭島分区長 守屋百合子

 

 令和5年度から2年間、昭島市保護司会分区長として、活動することになりました。

 まさに、IT時代となり、なにかというと「メールで送って」となりますが、私は旧式人間ですので、皆様から見ると「ごゆっくり」です。よろしくお願いします。

 

 コロナ対応も自己管理となり、リアルな人間関係が懐かしくなり、対象者との面接も復活し、久しぶりに顔を合わせて、やっぱり対面で話す方が、話しやすいと言われたり言ったり。

 保護司会の皆様にも、久しぶりにマスクを外した本顔に出会えて、気持ちが安らぎました。

 5年度の活動は、コロナ期に縮小された分を取り返そうとする動きと、まだ慎重さを要する動きが半々というところでしょうか。とにかく動き出しました。

 

 昭島市は、市の事務局の人事が一新され、新しい社明に変わります。

 初めて8月5日に上映会を実施します。8月に市大会が実施されるのも初めてです。準備日程の組み方から、当日の活動の流れから、何から何まで、初めてなのでとにかく思いつくことから、手を付けていく有様です。

 そんな中、テレビニュースで、昭島警察襲撃のニュースが入りました。

 闇バイト問題に加えての事件で、人事異動があったばかりの昭島警察も、てんやわんや。今年は賑やかな保護司会になりそうです。

 対象者の多い昭島市ですが、複数の担当でも、一生懸命更生保護の使命を果たすべく頑張っております。年長の保護司から子育て中の保護司まで、退職者から現役世代まで、なんとか時間をやりくりして、活動に参加しています。更生を目指す人たちに、良い社会人のお手本となるために無事に家庭をやりくりできるよう、地域の方々と穏やかな人間関係を保てるように、一般的社会人たる保護司が地に足をつけて暮らしている姿を示していくのが大切と考えています。

 定例研修をはじめとして、各研修、外の世界の研修にも参加して、自分の引き出しをできるだけ多くしておくのも、活動を充実したものにしておく手段だと思います。

 その他、更生保護に関するニュース・文章に関心を以て、活動に生かしていきたいと考えています。一人でなく、分区全員で活動していくことを目指します。

 サテライトの活用については、少しずつ面接・諸活動意識が浸み込んでいくように、利用していこうと考えています。他分区のように、リモート会議も、取り入れたいところです。

 

 ともあれ、何でもできそうなことには挑戦してみようと、前向きな保護司会活動を目指します。 もちろん、保護司の獲得も最重要課題です。


【2023年度の活動】


東日本成人矯正医療センターに支援品の図書を贈呈

 

令和6年2月19日、昭島市の東日本成人矯正医療センターに、昭島分区保護司の金子真吾保護司と分区長守屋保護司が支援品の図書を贈呈しました。

看守長の高橋様、副看守長の伊藤様にお渡ししました。いろいろ伺ったお話しの中で当施設にお医者さまがなかなか増えないのが、悩みとのことでした。

建物内部は、大変緊張感のある雰囲気でした。(記:守屋百合子)


多摩少年院100周年記念式典に参加

 

2023年7月15日に八王子いちょうホールで記念式典が行われました。

まだ、コロナの影響が残っていて座席の配慮がある会となりましたが、職員やOB、その家族、関係機関などから約200人が出席し、おごそかな式典を見守りました。

多摩少年院(八王子市緑町)は、日本で最初に矯正院として大正12年に設立。東京少年審判所から1名が送致されて始まりました。関東大震災の年でした。日本で一番古い少年院です。

 

戦争中の混乱を経て定員の何倍もの収容数をこなし、現在は、定員の半分ほどになったそうです。でも、少年達の罪は変わり、とても手がかかるそうです。

改正少年法が施行され、社会復帰準備特別プログラムが開始し新しい時を迎えたようです。

(記:昭島分区分区長 守屋百合子)


紫翠苑訪問

 

6月4日、八王子市にある更生保護施設「紫翠苑」に支援金の贈呈のため守屋分区長と秋山副分区長の2名で訪問しました。

当日は、施設長の真田安治様にご対応いただきました。

紫翠苑は50余年ぶりに老巧化した旧施設を全面改築し昨年5月に落成、女性専用の施設らしく各部屋にベランダがあり、色々と工夫された明るい施設となりました。

真田施設長に施設内をご案内頂き、併せて近隣の皆様への配慮も感心しました。

また、保護司の皆様にも研修などで訪問し女性専用更生保護施設の実態ならびにご理解を頂きたいとのお話を頂戴しました。

昭島分区としては継続して支援をしていく所存です。

 


「社会を明るくする運動2023」推進委員会開催

 

 令和5年5月17日の午後、昭島市役所市民ホールにて令和5年度の「第73回社会を明るくする運動昭島市推進委員会」が開催されました。

 社明推進委員会はコロナ禍の影響で、4年振りの対面開催となりました。

 委員会は昭島市の枝吉福祉総務課長の進行で進められ、冒頭に推進委員長の臼井伸介昭島市長よりご挨拶がありました。続いて、東京保護観察所立川支部の昭島地区担当主任官の宇田紀之保護観察官からご挨拶があり、宇田主任官から臼井昭島市長に総理大臣メッセージが手渡されました。

 次に、昭島警察署の荒牧康之生活安全課長より挨拶と「最近の少年犯罪の現状について」と題した講話がありました。

 その後、座長に守屋百合子昭島市保護司会長を選出して議事が進められました。

 報告及び協議事項では、

①第72回社会を明るくする運動の実施報告

②第73回社会を明るくする運動実施要領(案)

③第73回社会を明るくする運動主要事業(案)

について、事務局の福祉総務課の吉田菜月主事と加藤彰係長よりそれぞれ説明・提案が行われ、すべて承認されました。

 今年度はメインの主要事業として、8月5日に昭島エンシス体育館において、更生保護をテーマとした保護司を主人公(女優有村架純さん主演)にした映画の上映会を行うという提案がありました。当日は多くの市民の方々のご来場をお待ちしています。

 


昭島分区令和5年度定期総会開催される

 

 去る4月21日金曜日の午後に昭島市役所市民ホールにおいて、昭島分区の令和5年度定期総会が開催されました。

 総会は秋山宏俊副分区長の進行で進められ、はじめに須藤正勝副分区長が開会の言葉を述べ、続いて中島誠司分区長から挨拶がありました。

 次に来賓の方々のご挨拶があり、はじめに臼井伸介昭島市長より、次に山下秀男教育長より、次に東京保護観察所立川支部の宇田紀之主任官より、続いて北多摩西地区保護司会の山田拓男会長よりそれぞれ挨拶がありました。さらに来賓の昭島市の青柳裕二保健福祉部長、枝吉敦子福祉総務課長、加藤彰福祉総務担当係長、吉田菜月主事の紹介がありました。

 続いて、総会議長に金子真吾保護司、書記に末永奈穂美保護司が選任されたのち、議事が進められました。認定第1号の令和4年度活動報告が中島分区長から、認定第2号の令和4年度一般会計決算報告が新井賢一会計から、認定第3号の特別基金状況報告が中島分区長から報告され、最後に監査報告が清水正孝監事からありました。

 次に議案第1号の昭島分区規約の改正案について及び第2号議案の役員改選案について中島分区長から提案され、それぞれ承認されました。規約改正は、分区三役に従来の分区正副分区長及び北西常務役員に加えて、北西の役員(会計及びサポートセンター長)も含めることとするもので、分区の執行体制を充実強化するための改正です。また、役員改選案は、令和5年度より守屋百合子分区長、秋山宏俊副分区長(総務部長)、小山伸悟副分区長、新井賢一会計、山崎知恵子会計の体制とし、北多摩西地区保護司会には栁川利康会長、石川英次会計、中島誠司更生保護サポートセンター長を昭島分区から選出することとするものです。

 続いて、議案第3号の令和5年活動計画案及び各部活動計画案が守屋新分区長から、令和5年度予算案が新井会計からそれぞれ提案説明され、承認されました。

 続いて、役員会で決定された諸規定の改正について報告がありました。規程改正は、慶弔規程及び昭島分区緑町サテライトの管理運営規程(新設・旧規程廃止)の2件でした。

 最後に、守屋新分区長から心のこもった決意表明があり総会は無事に終了しました。参加された昭島分区の保護司の皆様、ご協力誠にありがとうございました。