北多摩西地区保護司会 会長 粕谷勝榮

 

昨年の総会において会長職を仰せ付かり、既に一年が経過いたしました。この間皆様には大変なご協力を戴き、心より感謝申し上げます。

昨年の更生保護制度改革におきましては、従前の「社会参加活動」から「社会貢献活動」に移行し、社会に役立つ体験や経験などを通じて、「自己有用感」や「規範意識」を育むことを目的とし、立川支部では使用済み切手の整理や麦久保園ほか3ヶ所での活動が実施されました。

本年は6月より「刑の一部執行猶予制度」が施行されます。この制度は薬物事犯者を対象とした最長5年の保護観察期間となるようですので、観察所の助言を戴きながら関係機関(特に薬防協や医師会、薬剤師会等々)との連携を持ち、拘っていく必要が有ると思われます。このことから10月の第Ⅱ期定例研修にはテーマとして挙げられております。東京保護観察所・立川支部のご指導を仰ぎ、進めて参りたいと思います。

北西保護司会の今年度事業の中で、昨年度開設されたホームページは会の運営(労力と経費の削減を図った)に大きく貢献できました。因って本年もホームページを活用した広報を進めて行きたいと思っています。また、会議や研修会に北西保護司会員が一堂に会して行える会場の選択も研修部で計画しております。学校との連携は、総会で各市教育長からのご挨拶に盛り込まれておりましたが、地域・学校に合わせ、地道に継続しての活動が肝要と思っています。既に各推進委員会が進めている第66回“社会を明るくする運動”は、地域の諸団体とともに地活部会が中心となって行われる事業です。全保護司が携わって安全安心な社会づくりに貢献願いたいと思います。

東保連、多摩連の諸事業には積極的に参加し、各地区の保護司会の現況報告が出来るよう、私なりの努力をしていきたいと思っています。

本年度も、皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

末筆ですが、熊本地震で被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。


祝! 叙勲受章

 

このたびの「秋の叙勲」にて、北多摩西地区保護司会、粕谷勝榮会長が「瑞宝双光章」を受章されました。

 

心からお慶び申し上げます。